物語の登場人物は、私にとって大事な我が子であり、また物語を演じてもらう役者でもある。
登場人物の運命は作者が握っているもの。登場人物達が、物語中で「運命を変えてやる!」と言ったとしても、「運命は変えられない」或いは「運命は変わった」というシナリオは決まっている。例えば死んでしまう設定の登場人物は、他の登場人物達がどう行動したとしても変えられない。変えてしまったら物語が破綻するから。
登場人物達を大事にしたいと思う反面、物語に必要な部分は譲れない。
物語の中で生き生きと生命を持って動いていながらも、物語を進める為にしか動けない駒でもある登場人物達、不思議な存在だと思う。
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