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創作裏話、Web拍手御礼、マイブームなど。
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    蛇足的ライナーノーツ

    先日遂にフィナーレを迎えた「機械仕掛けの天使」。以前にも書いたけれど、これは学生の頃書き上げたお話。……○年前の事^^;加筆修正をしながらアップしていったのだけど、読み返すと秋人の純情一直線っぷりとかかなりこっ恥ずかしい[[pict:ase2]]元原稿ではもっと純情青年だったりする^^;でもそれが彼の魅力^^。
    以下熱く語っているのとネタバレも含む為続きへ。



    元原稿と大きく変わっている所はラストと研究所に連れ戻され記憶を消されたリンが自分を取り戻すシーン。元原稿では、秋人と出会ったバイクでぶつかった時の映像がリンの脳裏に流れ記憶を取り戻す流れになっていた。でも、ここまでを読み返して「秋人がバンド活動をしている」っていう設定が活かされていないことに気付いて、ここで活かせば盛り上がりそう!と思いついて今のシーンになった。音楽は心を繋ぎ魂を揺さぶる[[pict:kirakira2]]歌詞も考えようと思ってたんだけど、恥ずかしいので止めてしまった[[pict:ase2]]
    ラストシーンを変えたいとは連載始めた頃から考えていて、具体的にアイデアが浮かんだのはリンが自分の事を知って研究所を告発した時。自己を守る為秋人の歌に心を託したリン。自分の存在は消えても、心は消えず秋人の側にいる。リンの心をしっかりと受け取った秋人。楽曲の再生を止めた事で、リンと秋人の心が今でも通じ合っている事を描きたかった。「心を受け取ると書いて、愛と読む」って言葉が頭をよぎった瞬間[[pict:kirakira2]](この言葉は大好きな田村由美さんのマンガ『BASARA』の中のもの)
    秋人とリンを支えた聡一。彼は私の一番のお気に入りキャラだったりする[[pict:meromero2]]主役を支える立場、謎に近付く役割を持った聡一の存在は大きい。秋人とリンだけでは物語は動かなかった。秋人をコンピューターのエキスパートにする手もあったけど、それでは秋人の魅力が引き出せない。感情的な秋人と冷静な聡一の対比で彼らの魅力はアップしているんだと思う。
    敵キャラ、野崎達。彼らはただの悪役ではなくそれぞれの信念を基に行動している。何の理由もなく「世界を征服するぞ!」なんて思う人間も中々いないと思う。悪が悪である事に理由を持たせたかった。悲しい過去を持った悪役って好き。余談だけど前述の『BASARA』では浅葱が一番好きだった[[pict:heart]]

    機械も心は持ち得る、機械と人間が信じ合い愛し合う事は充分に出来ると信じている。

    最後に、読んで下さった皆様、麗しいイラストを描いて下さったレッキー様、本当にありがとうございました![[pict:heart]]

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