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創作裏話、Web拍手御礼、マイブームなど。
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    映画『パコと魔法の絵本』

    小説を読んで大感動した『パコと魔法の絵本』、ようやく映画版を観に行けた♪

    あらすじは小説版とほぼ同じなので端折るとして。
    Webサイトで予告編を観た時には、「これってCGにする必要があるのかな?」って疑問を感じたけど、劇場で観て納得。あれはパコが見ているイメージだったんだ。役者さんの演技とCGとが交錯する劇中劇のシーンは全く違和感なく、心躍らせてくれる素敵なシーンになってた[[pict:kirakira2]]
    大貫老人、序盤は小説同様腹の立つ人なんだけどが、中盤以降は眉間に刻まれた縦皺さえも優しいものに見える。パコの事を知り自分の行いを反省して泣き出す大貫と、それを見守る浅野医師のシーンは知っていてもやっぱり涙が出た[[pict:yellow2]]
    元有名子役・室町の傾いている病室と、レトロなおもちゃが散らばる中に浮かぶ子役時代の彼の幻影達が、室町の追い詰められっぷりを更に際立たせていて、半狂乱になる彼の姿は怖いくらい[[pict:hi]]そんな室町を想う看護士・タマ子が、自分のロッカーに貼った子役時代の室町の写真を見せ、「下手でも何でもいいから見せてくれよっ!」と叫ぶシーンも胸を打たれる[[pict:yellow2]]
    そして何よりパコ役のアヤカ・ウィルソンがめちゃくちゃ可愛い! 本当の天使のような微笑みと無邪気そのものの立ち振る舞い、まさに「天真爛漫」を具現化したような存在[[pict:kirakira2]]将来も美人さんになりそう♪
    CGが駆使され、登場人物はメイクも性格も濃い人ばかり、過剰な演出やカメラ目線になる登場人物もいたりと、一見リアリティのない世界のようだけど、その奇抜な見た目がかえって登場人物達の感情をくっきりと浮かび上がらせてくれていて、嘘のないそれぞれの想いに心揺さぶられた。そして役者さん達が、この作品を思いっ切り楽しんでいる事が伝わってくる。

    楽しさあり感動あり、心が洗われる映画だった。DVDが出たら絶対買うぞ♪何度でも繰り返し観たい作品だった[[pict:meromero2]]

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    『天国にはまだ遠く』

    本屋さんで平積みされてて手に取ってみた瀬尾まいこさんの作品。11月に映画化が決定しているらしい。

    仕事も人間関係も上手く行かず、息詰まる日々を送っていた23歳の千鶴は会社を辞め死ぬ事を決意した。部屋を整理し列車に乗って向かったのは日本海沿いの町。辿り着いた山奥の民宿「たむら」で、最後の食事と入浴を済ませた後、飲まずに溜めておいた睡眠薬を飲み眠りについた。だが、翌朝爽快な気分で目が覚める。死のうという気が薄れた千鶴だったが、何かを始める気も起きずのんびりと過ごす。宿主・田村の大雑把な優しさや、周囲の人々の大らかさ、自然に囲まれた村、かつてない満ち足りた気分で日々を過ごしていた千鶴だが、ある時ふと気付く。ここに、自分の居場所はないのだと―。

    ストレスを溜め込んでしまった千鶴の姿は、現代を生きる人のほとんどに重なるんじゃないかと思う。死のうと思いつめた千鶴が死に場所として選んだ山奥の集落で、千鶴は思いがけずたくさんの素敵なものに出会う、大自然と、大らかな人々、都会にはないそれらに触れて心癒され、少しずつ本来の自分を取り戻していく様に私自身も癒される[[pict:kirakira2]]
    都会での生活を忘れ、したい事をして過ごすうちに「ここに私の居場所はない」と気付く流れが、とても自然にさりげなく描かれていて共感できた。この地で守らなきゃいけないものもなく、「客人」としてもてなされる生活の中で、「酔いはいつか醒めてしまう」と、これじゃいけないと生きる希望が湧いてくるのはごく自然で健全な事なんだろうな。
    武骨な田村と千鶴の不器用な関係も和む[[pict:meromero2]]

    ―何十年かけても変わらないこともあるけど、きっかけさえあれば気持ちも身体もいとも簡単に変化する。それにもっと敏感に対応していかないといけない。そう思った。―
    本当にその通りだなって思う。そのきっかけはきっと、どんな所にでもあるんだ[[pict:yellow16]]

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    蛇足的ライナーノーツ

    今日の更新は掌編『天国の見つけ方』と捧げ物小説『magic which fillfull love』。
    『天国の―』は、「縁側のある家で猫とひなたぼっこするおばあちゃんになりたい。」なんて考えてて浮かんだもの。「いつか書きたい」って思ってた猫が主役のお話をやっと書けた♪
    仔猫目線の一人称語りだから、あまり難しい言い回しをさけて、仔猫の思考を想像して書いてみた。一人称は相変わらず難しいけど楽しく書けた[[pict:meromero2]]
    捧げ物はサイト開設2周年記念企画にリクエスト頂いてたもの……うちのサイト開設って夏だよな……[[pict:yellow4]]
    リクエスト頂いて書くのは普段開かない創作の引き出しが開けるから、書いてて刺激になる[[pict:yellow16]]

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