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真相に気付いた湯川の衝撃と、湯川に悟られたと知った後の石神の行動、交わらなかった2人の想いが切ない


加塩カッコイイし
加塩の細かいボケと滝水の突っ込みや、2人のふざけ合いが長年の友人っぽくリアルで楽しい
滝水の回想シーンにその場にいなかったはずの加塩がちょっかいを出そうとして滝水に怒られる、なんていうシーンは舞台ならではの演出で面白かった。

演じているのは私とさほど年の変わらない役者さんなんだけど、60年の人生を重ねてきた"猪狩義正"にしか見えなかった。凄く素敵だった


源吉の作った装置を使いこなして鉄塔を乗り超えた時の「すっげーーー!オレ!」って叫びと、変装術を長屋の仲間達に披露し拍手喝采を浴びた時の表情に、罠に嵌められた直後の絶望は微塵も残っていない事を感じさせてくれる。
明智小五郎という昭和のヒーローを見事に具現化してくれていた。平吉と手を組むと決めた時の「明智小五郎の名にかけて、君の無実を証明しよう」という言葉は、とても真摯に響いて安心させてくれた。それなのに、あぁ、それなのに……
。『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーンを彷彿とさせるような凛としたお嬢様で、後ろから肩に手をかけた平吉を「無礼者!」と投げ飛ばしてしまったり、オートジャイロと呼ばれる小型の簡易ヘリコプターを操縦する姿と、その姿に唖然とする平吉達に「良家の子女のたしなみです!」と口にした姿はかっこ良かった!明智邸に潜入している平吉達の為、明智を足止めするべくとった「お色気作戦」が凄く可愛らしくて魅力的だった。

そしてルパンと言えば変装の名人でもあるけど、彼の変装の手段はメイクと服装を変え、薬で皮膚や髪の色、声等を変える程度で大掛かりな事はせず、見た目を変える事よりも話し方や仕草、表情や立ち振る舞いを変えるといった並外れた観察力と役者としての才能を必要とするもの。同じく変装の名人であるルパン三世や怪人二十面相と比べると、現実的で高い技術を必要とする変装術で、怪盗として生きるルパンの並々ならぬ努力が伺える。優雅な紳士のイメージがあるけど、努力家で苦労してきた影が垣間見え、そこがまた彼の魅力に繋がってる
アルセーヌ・ルパンというと荒唐無稽な冒険物と見られがちだけど、ミステリ小説としても質の高い謎解きを楽しめると思う。
それと、『奇怪な旅行者』を始めルパン自身が自分の名誉の為に謎に挑むエピソードもあり、ミステリー、サスペンス、冒険譚、様々な要素が詰まっていて何度読み返しても飽きる事はない。

キャッ)などに、作者の遊び心が伺えて面白い
